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大学の世界展開力強化事業Inter-University Exchange Project

日米ゲームクリエイション共同プログラム – メディア革新時代の新しいアーティスト育成 -(アメリカ)Japan-US Educational Initiative on Creating Games as a Comprehensive Artistic Practice (the United States of America)

日米ゲームクリエイション共同プログラム
– メディア革新時代の新しいアーティスト育成 –

概要

平成30年度に選定された「日米ゲームクリエイション共同プログラム – メディア革新時代の新しいアーティスト育成 -」事業は、各種大学ランキングのゲーム教育部門で北米トップに君臨し続ける南カリフォルニア大学(USC)との持続的かつ緊密な連携協力体制を基盤に、日米産業界とのネットワークを活用しながら、COIL型教育と実際の渡航を組み合わせたプログラムにより「高い異文化理解度」「最新技術の活用」「未来志向の課題解決力」「芸術的表現」を備えた新時代のメディアアーティストを養成する国際共同プログラムを構築しようとする取組です。

交流プログラム

本事業では本学大学院映像研究科が有するアニメーション・映画・メディア映像の3専攻から参加教員・学生を分野横断的に募り、初年度に教員・学生の相互派遣を伴うパイロットプログラムを試行的に実施し、そのフィードバックをもとに翌年度より長期制作コースと短期集中コースという2コースを開設します。長期制作コースは、各参加学生が相手国大学教員とオンラインミーティングを重ねながら制作ゲームの構想を練る「企画&リサーチフェイズ」、参加者個々にゲーム作品を制作して定期的なオンライン中間グループレビューを行う「制作フェイズ」、相手大学の学生と共に作品を持ち寄り、合同講評会や一般公開の展覧会を実施する「レビューフェイズ」から構成されます。短期集中コースは、所属大学での事前オンライン学習と相手大学教員陣との渡航前オンライングループミーティングによる「事前学習フェイズ」と渡航先での特別集中講義及び現地企業でのインターンシップ、関連施設の視察等から成る「現地学習フェイズ」で構成されます。

これらの取組を通じ、ゲーム技術・表現を駆使して様々な社会的課題を魅力的に解決できる芸術的・工学的能力の双方を兼備した新たなグローバル人材を養成する新専攻として、大学院映像研究科ゲーム専攻(仮)の設置を目指します。

本事業で養成する人材像

  • 高い異文化理解度:
    • 日米双方のゲーム文化、歴史を理解し、国際社会で通用する表現技法を身に着けた人材
  • 最新技術の活用:
    • ソフトウェア/ツールの操作技術を有し、技術活用事例に精通した人材
  • 未来志向の課題解決力:
    • 現代における社会的課題を理解し、課題を見出す先進的/俯瞰的視点を有した人材
  • 芸術的表現:
    • 多様な芸術表現技法を活用し、芸術と技術を繋ぐ柔軟な発想力を持った人材

本事業の特徴

映画製作の本場である米国西海岸を拠点とし、最新テクノロジーの積極的な導入に定評のあるUSCと、日本独自のアニメーションによる芸術表現に強みを持つ本学が各々の特色を反映することで、本事業は世界の映像教育を牽引するフラッグシップモデルを構築します。

  • デジタル環境と親和性の高い「ゲーム」を媒体とした、充実のオンライン学習
  • 本学映像研究科3専攻(映画・アニメーション・メディア映像)の枠を超え参加学生を募集
  • 全学生に対して、ゲーム/メディア作品制作に特化した英語研修参加を義務付け
  • 日米ゲーム業界で活躍する外部講師陣の積極的活用および企業インターン機会の提供

参考実績

平成29年7月開催「東京藝術大学ゲーム学科(仮)」展:http://game.geidai.ac.jp/

本展覧会では、「東京藝術大学にゲーム学科ができたとしたら」という想定のもと、東京藝術大学COI拠点、大学院映像研究科、スクウェア・エニックスが期間限定で大学美術館陳列館に仮想のゲーム学科を立ち上げました。そこでは、映像研究科の修士学生と修了者らがスクウェア・エニックスのアドバイスを受けて、アニメーションの世界観から出発してゲームに展開した作品を体験用に展示しました。併せて会期中には、ゲーム制作プロセスを紹介する展示や、スクウェア・エニックスでファイナルファンタジーXVを手がけた第一線のクリエイターの講義、南カリフォルニア大学(USC)インタラクティブ・メディア&ゲーム学科のアンドレアス・クラツキー教授による4日間のワークショップも開講しました。

Japan-US Educational Initiative on Creating
Games as a Comprehensive Artistic Practice

Summary of Project

The role and function of games in society have evolved with the advancement of communication and digital technologies. These progresses have also brought to light the need in the cinematic art genre artists who can work with a multiplicity of forms. Tokyo University of the Arts views games as a comprehensive art and is developing an educational program which will encompass the entirety of games and bring forth innovation in the field.

Outline of Exchange Programs

Global Human Resource on the project

  • Broad & Inclusive Worldview:
    • Understanding of game culture and history in both countries
    • Possesses internationally valid expression techniques
  • Digitally Advanced:
    • Familiarity with software and tools and their operation
    • Wide knowledge of technical adaptations
  • Foresighted Resolver:
    • Educated in the social problems of our times
    • Willingness to objectively find solutions
  • Aesthetically-minded:
    • Application of diverse artistic expression methods
    • Flexibility in combining art and technology

Features on the project

  •  Extensive online education using games as the instrument, an ideal and compatible medium for digital exchanges
  •  Participation from students in any of our filmic studies is possible (Film Production, Animation and New Media)
  •  All participating students must engage in English training focused on games and media production
  •  Active recruitment of lecturers from Japanese and American game industries and opportunities for internship

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Last Updated: September 21, 2018