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シュヴァインフルト応用科学大学とのマガジン冊子制作ワークショップ

2017.2.3

基本情報

研修者:大学院美術研究科デザイン専攻 修士・博士課程学生  計6名
研修先:ドイツ(ヴュルツブルク)
研修期間:2016年10月15日~2016年10月22日
※この研修は、平成28年度「海外派遣奨学金制度」のご支援により行われました。

海外研修の成果

ドイツ・ヴュルツブルクの地でシュヴァインフルト応用科学大学(シュ大)の学生とのワークショップを行いました。まず始めに互いの学生が自分たちの作品をプレゼンテーションし、全く異なるセンスに驚かされました。絵画経験が豊かな藝大生に対してシュ大生の勢いのあるイラストレーション表現との組み合わせが互いに刺激し合い、新たな感覚を取得できました。

藝大生2名とシュ大生2名で3つのグループを作り、各グループがヴュルツブルクの街を取材し、その後大学にて共に1つの作品を造り上げるというプログラムを行いました。

当初の予定では、最終成果物を絵の制作としていましたが、シュ大の提案により、リソプリンターを使用したマガジン冊子の制作に変更することになりました。それによりテーマ性とデザイン性がより多く求められ、更にはコミュニケーション力も要求されるため、学生にとっても良い結果となりました。リソプリンターの使用について藝大生は不慣れであったため、シュ大生に指導を受けながら制作にあたりました。

【第1日目】大学案内/学生プレゼンテーション/チーム編成/取材①レジデンス宮殿(全員)
【第2日目】各グループで取材②(各班毎)
【第3日目】各グループで取材③(各班毎)/制作①/教員含めたディスカッション
【第4日目】制作②(印刷・製本)
【第5日目】作品発表

プログラムは上記の日程で行われ、その間学生は学食や大学イベント等も体験し留学気分を味わうことが出来ました。多少の言語の壁があり厳しい状況の中に置かれましたが、この体験を通して異なる文化を知ることが出来たことは、貴重な財産となったことでしょう。そして、それぞれが留学への意欲も強く持ち世界に目を向ける原動力になったと感じています。また、シュ大と藝大との環境システムと教育理念の違いは、学生にとっても新鮮で魅力的であり、教員にとっても参考となる点を多く発見することが出来たことは、本プログラムの成果となりました。

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参加学生のコメント

・ドイツに行くまで絵に対して燻っていた気持ちが昇華され、結果、日本では会えなかった自分に出会うことができ大変嬉しかったです。

・日本国内ではおよそ見られないであろう違いを様々な場面で発見し、1週間という短い期間でしたが、自分たちの引き出しや経験値を増すことができたのではないかと感じます。

・祖国の自然環境や気候、景観が、その国の作家の作風にどれほど影響をもたらすかを改めて感じました。