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音楽学部 海外からの先生方 01:ショルンスハイム教授(ミュンヘン音楽演劇大学)

2017.5.26

氏名・所属・招聘期間

氏名:クリスティーネ・ショルンスハイム(Christine Schornsheim)
所属:ミュンヘン音楽演劇大学教授/フォルテピアノ
招聘期間:2017年4月7日~14日

略歴

ミュンヘン音楽演劇大学教授で教鞭を取る傍ら、ヨーロッパにおける数々の音楽祭でチェンバロ、フォルテピアノ奏者として、またコンクールの審査員として積極的に活動している。

  • 1992年以来、数多くのチェンバロコンクールの審査員を務める。
  • 1994年 ペーター・シュライヤーのリートをハンマーフリューゲルで伴奏。
  • 2003年 アンサンブル「ミュンヘンの室内楽」のメンバー

ソリストとして、通奏低音奏者としての録音が数多くあるうちの受賞したものを以下に挙げる。

【1999年】3つのチェンバロ協奏曲(C.P.E.Bach, W. Fr. Bach, J.Chr.Bach) (カプリッチョレーベル)により、エコー・クラシック賞を受賞・
【2005年】歴史的な様々な鍵盤楽器5台を使ったハイドンピアノ曲全集(カプリッチョ/WDR)により、ドイツレコード批評賞、ディアパソン・ドール賞、エコークラシック賞、クラシック・ピリオド賞を受賞。
【2007年】W.A.モーツァルトの作品を、1777年のシュタイン作の対面式フリューゲルでアンドレアス・シュタイアーと共演、録音(ハルモニア・ムンディ・フランス)、ドイツ・レコード批評賞、ディアパソン・ドール賞ならびにエコー・クラシック賞を受賞。

藝大の教員として

2017年度最初の招聘教授、クリスティーネ・ショルンスハイム先生が4月7日~14日に来日し、古楽科にてレッスンを行いました。

  • 4月7日~14日 チェンバロ、フォルテピアノのソロ・レッスン(学部生、大学院生、別科生対象)
  • 4月14日(午前) 古楽特殊研究Ⅰの授業として、バロック声楽またはバロック・ヴァイオリンを伴う小編成のアンサンブル・レッスン(大学院生対象)

個人レッスンは期間中に、一人あたり1時間弱のレッスンが2回行われ、各学生にきめ細やかな指導がなされました。ドイツ語が持つ言葉の響きに着目した事で、演奏に変化を実感したチェンバロ専攻・大学院生の感想を紹介します。

「ショルンスハイム先生は〈説得力のない〉演奏をする私に対し、『いつどんな時でもドイツ語の響きを思い出してごらん。《花》をあらわす単語は“Blume”という風に発音も柔らかく優しいし、《戦争》をあらわす“Krieg”はこんなにも強くて汚いでしょう?』とおっしゃいました。単語による響きの差、単語内での強弱の差、母音の深みの差…それらは私が想像していた〈差〉の何倍もありました。〈差〉を意識してみると不思議といつもより深い演奏になり、『演奏にもこの〈差〉があるかないかで説得力が変わるの』とニコニコされていたのが印象的でした。」


初日はショルンスハイム先生のお誕生日でした。