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楊台湾文化部政務次長の来学

2018.1.11

[:ja]12月14日、楊子葆台湾文化部政務次長が、朱文清駐日台北経済文化代表事務所台湾文化センター長ら随行のもと本学を訪問されました。本学からは、澤和樹学長、保科豊巳理事・副学長(研究担当)、岡本美津子副学長(国際・ダイバーシティ推進担当)、秋元雄史大学美術館館長、木津文哉教授(美術学部)が一行をお迎えしました。

はじめに、澤学長より歓迎の挨拶があり、続いて、美術と音楽それぞれの分野において本学と台湾の間には多くの文化交流の実績があることが紹介されました。また、本学が大学院映像研究科を有していることから、アニメーションなどのニューメディアの分野で今後活発な文化交流が行われ、日本と台湾の関係性がさらに深まることへの期待が述べられました。


本学と台湾の文化交流実績を説明する澤学長

楊政務次長は、台湾で活躍しているアーティストには藝大の出身者も多く、台湾の芸術史から見ても藝大との繋がりが深いことを説明するとともに、台湾ではビデオゲームの発展に力を入れており、美術や音楽、映像などすべてのジャンルに関わるニューメディアであるため、今後藝大と台湾のアーティストで連携を取りながら、新しい時代に対応した取り組みに邁進していきたいと希望を述べました。また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、日本と台湾の芸術文化活動に取り組むべく、藝大との交流関係をより一層深めていきたいと期待が述べられました。


藝大との交流関係を深めたいとの期待を述べる楊政務次長

これに対して岡本副学長より、「東京藝術大学にゲーム学科ができたとしたら」と想定した「東京藝術大学ゲーム学科(仮)」展(平成29年7月21日~30日、主催:東京藝術大学COI拠点、東京藝術大学大学院映像研究科)を開催し、商業向けとは異なる、芸術大学らしいゲーム作品が多く制作されたことを紹介しました。また、同展覧会の大きな特徴として、本学が持つ美術・音楽・映像の総合表現の展示の場となったこと、産業分野との連携によって実現されたことをあげ、本学では常に新しい分野に取り組んでいることを説明しました。


「東京藝術大学ゲーム学科(仮)」展の説明をする岡本副学長

また、保科理事は、東京藝術大学と台湾文化部の共催による芸術文化交流事業として発足した「台湾・日本芸術文化交流事業 台湾文化光点計画」など、これまでの本学と台湾における文化交流によって築かれた関係性と成果に対する感謝を述べました。続いて、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた文化活動で台湾と連携していきたいと期待を述べると、楊政務次長は、日本と台湾の関わりに焦点を当てた芸術史を取り上げた大きな展覧会や、澤学長と台湾のヴァイオリニストとの合同コンサートなどを展開していきたいと応えました。


本学と台湾のこれまでの交流を振り返る保科理事

そして、秋元大学美術館長は、台北教育大学北師美術館で開催されていた「日本近代洋画大展」(平成29年10月7日~平成30年1月7日)では本学大学美術館の薩摩雅登教授がキュレーターを務めたことや、2014年には本学大学美術館にて日本初とも言える「台湾の近代美術」展を開催したことなどに触れ、本学大学美術館においても台湾との繋がりが深いことを紹介しました。

その後、一行は本学大学美術館にて「東京藝術大学 大学院美術研究科 博士審査」展を視察しました。秋元大学美術館長から大学美術館の概要や展示作品について丁寧な解説があり、楊政務次長は時折日本画の材料について質問しながら、熱心に耳を傾けていました。


大学美術館について解説をする秋元大学美術館長

また、中国や台湾からの留学生の展示では、制作した学生本人から楊政務次長へ作品についての解説があり、本学における文化交流を実感していただく機会となりました。


留学生による解説に熱心に耳を傾ける楊政務次長

今回の訪問を通じ、これまでの本学と台湾との繋がりを再認識するとともに、新たな取り組みによる文化交流の可能性を確認した一行は、大学を後にされました。

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