入試制度

March 02, 2015

藝大では、入学者の選抜に多くの時間をかけ、様々な方法や観点で受験生と向きあっています。

素描・絵画・立体表現・空間構成など美術領域の実技検査、作曲・歌唱・演奏・聴音など音楽領域の実技検査、語学・小論文・楽典などの筆記試験、これら種々の課題を通じて専門的な知識や技能を測ります。また、志望理由書や個人資料ファイルの提出、面接などをあわせて実施し、多角的な評価を実現しています。

こうした試験は学科・専攻に応じて様々なメニューで行われ、数時間から10数時間にわたるものや、一人ひとり個別に行うものなど、それぞれの内容に適した形態で実施しています。それは、丁寧かつ慎重に個々の受験生を見極めるためであり、同時に、個性豊かな学生が藝大に集う理由ともなっています。

加えて、平成28年度入試より、音楽学部において飛び入学の制度を導入しました。個性的・先駆的かつ卓越した才能の発掘を目的としており、合格者には、特別なカリキュラムが用意されます。