安全な暮らし
基本的な考え方
「郷に入らば郷に従え」といいます。皆さんの「常識」は日本の「常識」とは違うかもしれません。でも、日本で暮らし東京藝術大学で学ぶ間は、日本の法律、住む地域の地方自治体や東京藝大のルールを尊重し守ってください。
日本は台風、豪雨、地震等の自然災害が多い国です。特に地震はいつどこで発生するか予測ができません。遭遇した時に備えて日頃から水、食料の備蓄や避難場所の確認等の準備をしておくことが必要です。多言語に対応した災害情報を発信しているウェブサイト等から情報収集をすることも大切です。
※参考
🚨災害時(さいがいじ)に便利(べんり)なアプリとWEBサイト(多言語(たげんご))
🚨災害(さいがい)のときに役立(やくだ)つ情報(じょうほう)
また、日本は治安の良い国として知られていますが、夜間人気の無い場所や繁華街での一人歩きは避けましょう。
交通ルールも皆さんの国と異なることがあるので十分注意してください。
犯罪に巻き込まれないために
以下のような行為は犯罪になり、罰金等が課される可能性があります。
- 駅等に放置されている自転車に乗っていく。
- ゴミを決められた場所、決められた方法以外で捨てる。
- 酒に酔って、または傘を差しながら、または携帯電話を使いながら自転車に乗る。
- コンサートや入場券などのチケットを他の人に売る目的で購入する。
- アニメのキャラクター等の著作権のある画像を自分のホームページに勝手に貼り付ける。
- 自分名義の携帯電話を携帯電話会社に無断で他人に売る、逆に他人名義の携帯電話を買う。
- 電車に乗る際、友達名義の定期券を使う。
など
心構え
◎たいしたことではないと考えない
「このくらいなら問題ない」「これならバレない」「みんなやっている」という小さな気の緩みが犯罪につながります。その気の緩みが自分の人生を狂わせ、一生後悔することにつながるのです。
◎お金を惜しまない
「お金を払わずに済ませよう」という気持ちが犯罪につながることがあります。友達の定期を使う、ソフトをコピーする、というそのちょっとした「節約」が高額な罰金と「犯罪者」というレッテルになってしまうのです。
◎油断をしない、ルール等を知る
自分の知らないうちに犯罪に手を貸してしまうケースもあります。また、犯罪とは言えないが地域や芸大のルールを無視したために、周りから誤解を受けてしまう恐れがあります。
事故、犯罪に遭遇した場合の連絡先
- 消防 119
- 警察 110
火事や急病で消防車、救急車が必要な場合は消防署「119」に電話を、犯罪や交通事故の場合は「110」に電話して下さい。
居住地のルール
住居が決まったら、その地域の地方自治体のホームページや発行している外国人向けガイドブック等で、そこで暮らす上での情報やルールを確認しましょう。
緊急時の対応、様々な手続き、医療・健康、ゴミの処理等暮らしのルール等が確認できます。
東京藝大のルール
相手が不快に思う、あるいは不利益を受けたと感じる行為は、行為者の意図にかかわらず、ハラスメントとみなされます。学内でのあらゆるハラスメントを禁止します。
キャンパス内は全面禁煙です。
詳細は学生便覧(2024年度)で確認して下さい。