平成29年度事務職員を対象とした英語研修「特別集中コース」研修後レポート(イギリス・ロンドン)②2017 English training program for administrative staff: an intensive course in London (No. 2)
November 13, 2018
英語研修について
スーパーグローバル大学創成支援事業への採択を皮切りに、近年本学では、外国人留学生受入の拡大や海外機関との交流強化など、国際化に向けた様々な取り組みをより一層推進しています。その一環として、本学では平成27年度より、国際対応業務をより円滑に遂行することを目的として、事務職員を対象とした英語研修を実施しています。
本研修においては、これまで集合型研修、民間英語サービスの利用など、様々な取り組みを行なってきましたが、2017年度には、初の試みとして、海外研修を含む特別集中コースを取り入れました。
特別集中コースは、国内もしくは本学と国際交流協定を締結している海外の大学機関付属又は周辺地域の語学学校において一定期間の集中的な語学学習・異文化体験等の機会を提供することにより、より実践的で国際的な対応力を備えた職員を養成することを主な目的として設計されたものです。
本コースの2人目の受講者として、イギリス・ロンドン芸術大学ランゲージセンターで語学研修を行った大学美術館企画係の丸山さんのレポートを以下に掲載します。
特別集中コース 研修後レポート
私は大学美術館で本学が主催する企画展について担当している丸山と申します。この度、本学職員向けの英語研修の一環としてロンドン芸術大学付属のランゲージセンターにて1月29日から2月23日までの4週間授業に参加いたしました。
《改修工事中のビッグ・ベン》
《ロンドン・アイ》
海外での研修に参加希望した動機
海外の美術館、博物館と企画展を共催するにあたって連絡を取り合うことだけではなく、海外からのお客様を多く迎える大学美術館の職員として英語力を備えていることは業務をスムーズに遂行するために不可欠な能力です。日常の職務を行う傍ら自発的に英会話学校に通ったり、オンライン英会話を履修したりしていましたが、なかなか上達しない自分自身にもどかしさを感じていました。この度、イギリス・ロンドンでの研修に手を挙げたのはこのもどかしさを払拭したい気持ちと、ビジネスで使えるレベルまで英語の能力を上達させたかった気持ちがあったからです。
研修の内容について
平日は大英博物館の最寄り駅でもあるホルボン駅に近いロンドン芸術大学付属のランゲージセンターで毎日約5時間の授業を受けていました。会話に重点が置かれているのはもちろんのこと、俗語や一般的に英語では直接口にすることを避ける表現を婉曲表現する方法など、これまで日本では学習することのなかった実用に則した内容でした。また、どの作業もグループで共同作業をすることを求められました。例えば、わからない単語に出くわした際には、この授業ではまずパートナーに意味を尋ねることが優先されます。正直な話、辞書を引いた方が簡単ですが、英語でコミュニケーションをする事が大切にされていました。
《ロンドンの中心にあるホルボン駅》
《大英博物館》
《授業の風景》
また、たった4週間しかない海外研修をより成果のあるものとするため、常に心掛けていたことは現地の人とできる限り交流をすることでした。とりわけ、ホームステイ先の家族と話すためにカフェで予習をしてから帰宅をすることもありました。「行ってきます」、「ただいま」のような日常会話もままならない私の成長に日々関心を持ち、温かく支援してくれたホストファミリーには心から感謝しています。
《サウスケンジントン駅》
《ホストマザーお手製のバナナケーキ》
《ホストファミリーの一員Tilly》
研修の成果と今後の抱負について
たった4週間の研修では、今後の業務に全く不安のない語学能力が身に付いたとは言えません。しかし、ホストファミリーをはじめとする現地で知り合った人々と交流を取り続けることで、私の語学研修は日本にいる今でも続いています。継続的に生きた英語を学ぶ方法を確立できたことは大きな成果だと思います。
英語研修について
スーパーグローバル大学創成支援事業への採択を皮切りに、近年本学では、外国人留学生受入の拡大や海外機関との交流強化など、国際化に向けた様々な取り組みをより一層推進しています。その一環として、本学では平成27年度より、国際対応業務をより円滑に遂行することを目的として、事務職員を対象とした英語研修を実施しています。
本研修においては、これまで集合型研修、民間英語サービスの利用など、様々な取り組みを行なってきましたが、今年度は、初の試みとして、海外研修を含む特別集中コースを取り入れました。
特別集中コースは、国内もしくは本学と国際交流協定を締結している海外の大学機関付属又は周辺地域の語学学校において一定期間の集中的な語学学習・異文化体験等の機会を提供することにより、より実践的で国際的な対応力を備えた職員を養成することを主な目的として設計されたものです。
本コースの2人目の受講者として、イギリス・ロンドン芸術大学ランゲージセンターで語学研修を行った大学美術館企画係の丸山さんのレポートを以下に掲載します。
特別集中コース 研修後レポート
私は大学美術館で本学が主催する企画展について担当している丸山と申します。この度、本学職員向けの英語研修の一環としてロンドン芸術大学付属のランゲージセンターにて1月29日から2月23日までの4週間授業に参加いたしました。
《改修工事中のビッグ・ベン》
《ロンドン・アイ》
海外での研修に参加希望した動機
海外の美術館、博物館と企画展を共催するにあたって連絡を取り合うことだけではなく、海外からのお客様を多く迎える大学美術館の職員として英語力を備えていることは業務をスムーズに遂行するために不可欠な能力です。日常の職務を行う傍ら自発的に英会話学校に通ったり、オンライン英会話を履修したりしていましたが、なかなか上達しない自分自身にもどかしさを感じていました。この度、イギリス・ロンドンでの研修に手を挙げたのはこのもどかしさを払拭したい気持ちと、ビジネスで使えるレベルまで英語の能力を上達させたかった気持ちがあったからです。
研修の内容について
平日は大英博物館の最寄り駅でもあるホルボン駅に近いロンドン芸術大学付属のランゲージセンターで毎日約5時間の授業を受けていました。会話に重点が置かれているのはもちろんのこと、俗語や一般的に英語では直接口にすることを避ける表現を婉曲表現する方法など、これまで日本では学習することのなかった実用に則した内容でした。また、どの作業もグループで共同作業をすることを求められました。例えば、わからない単語に出くわした際には、この授業ではまずパートナーに意味を尋ねることが優先されます。正直な話、辞書を引いた方が簡単ですが、英語でコミュニケーションをする事が大切にされていました。
《ロンドンの中心にあるホルボン駅》
《大英博物館》
《授業の風景》
また、たった4週間しかない海外研修をより成果のあるものとするため、常に心掛けていたことは現地の人とできる限り交流をすることでした。とりわけ、ホームステイ先の家族と話すためにカフェで予習をしてから帰宅をすることもありました。「行ってきます」、「ただいま」のような日常会話もままならない私の成長に日々関心を持ち、温かく支援してくれたホストファミリーには心から感謝しています。
《サウスケンジントン駅》
《ホストマザーお手製のバナナケーキ》
《ホストファミリーの一員Tilly》
研修の成果と今後の抱負について
たった4週間の研修では、今後の業務に全く不安のない語学能力が身に付いたとは言えません。しかし、ホストファミリーをはじめとする現地で知り合った人々と交流を取り続けることで、私の語学研修は日本にいる今でも続いています。継続的に生きた英語を学ぶ方法を確立できたことは大きな成果だと思います。