海外渡航する際は、必ず下記の準備を行って下さい。
また、海外留学の渡航の際に最低限必要な準備をあげたチェックリストを用意しています。こちらのリストも合わせてご参照ください。
渡航前の準備
1. 渡航先国・地域の治安情報のチェック
海外へ留学する際は、事前に留学先地域の治安情勢や犯罪傾向等を十分に把握し、事故やトラブルに巻き込まれないよう日頃から注意してください。日本と留学先では安全性が異なります。また、不慣れな場所での生活では事故や窃盗などの被害に遭う可能性が高くなります。日没後に1人で出歩くこと、大金を持ち歩くこと、鞄を開けたまま歩くこと、席に荷物を置いたまま離席することなどの軽率な行動は避けましょう。
2. 医療・健康面に関する情報のチェック
渡航前に、健康診断・予防接種などを受けておくことをお勧めします。国により医療事情は大きく異なります。留学先でケガや病気になる可能性も考え、医療費を十分カバー出来る海外留学保険に加入しておきましょう。北米などは歯科医療が非常に高額です。長期に渡る留学をする場合には、歯科検診を事前に受けることをお勧めします。持病のある人は、渡航前のかかりつけの医師との相談や薬を持っていくことも忘れないでください。
3. 海外旅行・留学保険、危機管理サービス(OSSMA)に加入
海外旅行・留学保険
いずれの国へ渡航する際にも必ず加入するようにしてください。現地の国で加入するその国の国民健康保険だけでは、現地で大病や大けがなどした場合に、カヴァーされる疾病などの種類や金銭的な保障が不十分ですので、必ず渡航前に加入してください。下記に詳細な情報を載せていますので参考にして下さい。
危機管理サービス(OSSMA)
トビタテ!留学JAPANプログラムによる海外派遣については加入必須です。その他のプログラムでの渡航ではOSSMAへの加入は必須ではありませんが、渡航先での安否確認、医療サービスの観点から加入が推奨されます。下記に詳細な情報を載せていますので参考にして下さい。
4. 東京藝術大学への届出
海外渡航届(留学・海外旅行・一時帰国)
渡航前に、こちらから必ず提出してください。
5. 外務省への届出
下記のサービスには必ず登録するようにしてください。在外日本大使館(外務省)より現地安全管理情報や緊急時の安否確認連絡等が配信されます。(参照:外務省 「「在留届」をご存知ですか?」)
海外旅行・留学保険
海外旅行・留学保険
いずれの国へ渡航する際にも、海外旅行・留学保険には必ず加入してください。
海外旅行・留学保険は、留学中の事故や病気、法律上の賠償金を支払う必要が生じた場合(他人にケガをさせた、高価な商品を壊した)などに、保険金が支給されます。渡航先の国で加入が求められる現地の国民健康保険では、保障内容的にカヴァーしきれない大病や大けがなどのリスクに備えるために加入は必須です。
危機管理サービス(OSSMA)
トビタテ!留学JAPANプログラムによる海外派遣については加入必須です。
OSSMAは、24時間365日稼働の「OSSMAヘルプライン」とクラウドを活用した安否確認システム「OSSMA LOCATOR」により、安全な留学生活の担保を目指しています。
それぞれの加入方法は、以下をご確認ください。その他のプログラムでの渡航ではOSSMA加入は必須ではありませんが、渡航先での安否確認、医療サービスの観点から加入が推奨されます。
危機管理サービス OSSMA (Overseas Students Safety Management Assistance)
OSSMAは、加入者が留学生活を無事に過ごしているかを確認し、留学先で何か困ったことが起きた時に適切なサポートを提供するサービスです。サービス概要はこちらをご覧ください。
OSSMAサービスへの新規加入手続きはオンラインにて行います。
加入手続きについては、下記リンクより、Google classroomに参加し確認してください。Google classroom内に記載の手順を熟読の上、各自オンラインで申し込みを行ってください。
https://classroom.google.com/c/NDA3NTMxNzQyODk4?cjc=my7fwtg (芸大アカウントでログインが必要。クラスコードは”my7fwtg”です。)
学生教育研究災害傷害保険付帯 海外留学保険
本学は公財財団法人日本国際教育支援協会が主催する「学生教育研究災害傷害保険付帯 海外留学保険」(略称:学研災付帯海学)の加入校となりました。
全国の大学が団体加入することにより団体割引が適用されています。
当海外留学保険への加入には、学生教育研究災害傷害保険(略称:「学研災」)への加入が必須です。
保険詳細
- 種類:海外旅行保険(幹事損保会社: 東京海上日動火災保険㈱)
- 保険契約者:(公財)日本国際教育支援協会
- 被保険者 :本学に在籍する学生のうち、下記の目的で海外渡航する学生
- 保険代理店 :イーコールズ株式会社
対象となる海外渡航目的
- 大学(含む研究室)が実施する学生海外派遣計画
- 大学が届け出を受理している教育・研究目的の学生海外渡航計画(留学、ダブルディグリープログラムやASAP等での海外渡航、研修、フィールドワーク、学会会議参加、インターンシップなど)
【対象となる主な留学プログラム】
- 交換留学/JASSO海外留学支援制度(協定派遣)/トビタテ留学Japanプログラム
- 学部・研究室実施の海外渡航計画(展覧会・演奏会・授業等)
- 海外渡航届・休学届を大学に提出している私費留学(教育・研究目的の海外留学・研修であることを要明記)
- 大学教員が引率する(または大学に届け出のあった)海外研修(ASAP等)
- 本学が海外の協定校と正式にダブルディグリープログラム協定を結んでいる教育課程で、プログラム履修のための海外の相手校への渡航
- 研究/フィールドワーク/学会会議参加/インターンシップなど、教育・研究目的の渡航
※大学が関与・認知しない渡航や教育・研究目的以外での海外渡航は同保険加入の対象になりません。(例:観光旅行)
加入方法
同保険の加入条件として、「学研災の加入」以外に、「海外渡航目的が、大学が実施する海外派遣計画、または大学が届け出を受理している教育・研究目的の海外留学・研修等であること」が明記されておりますので、同保険加入を希望される方は、「指導教員への事前報告」と「東京藝大海外渡航届(留学・海外旅行・一時帰国)」への登録を必ず行ってください。
※加入条件を満たさない状態での加入の場合は、取消手続きを実施いただくこととなりますが、取消手数料が発生しますのでご注意ください。
※設定されたタイプ以外での加入はできません。設定された保険・補償内容以外を希望する場合には、保険代理店へご相談下さい。
渡航前に大学に提出が必要な書類 2023年6月更新
①「東京芸術大学海外渡航届」を指定サイトから入力・提出
安全対策・危機管理 | 東京藝術大学 GEIDAI X GLOBAL|Tokyo Geidai International Exchange Portal
②留学先の日本大使館・領事館にオンライン在留届を提出
もしくは留学期間3か月期間未満の場合、「たびレジ(外務省海外安全情報配信サービス)」に登録
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
③「学研災付帯海外留学保険「付帯海学」」などの旅行・留学保険に渡航前に加入し、保険加入証明書を提出(上記以外の民間旅行・留学保険への加入でも可。ただし渡航国の国民健康保険のみの加入では万が一の大病や怪我の治療費に対応しきれないので不可)
「学研災付帯海外留学保険「付帯海学」」については、入学時に学内の学修に必要な「学生教育研究災害障害保険(学研災)」と「学研災付帯賠償責任保険(付帯賠責)」の両方に加入していることが、加入条件になります。
詳細は添付の保険販売代理店のパンフレットと加入要項をご覧いただき(「通常プラン」と「治療救援費用無制限」の2種類がありますので、ご自身のご都合にあわせて加入の場合はどちらか一方に手続きください。
④危機管理サービス「OSSMA」への加入が渡航先での安否確認、医療サービスの観点から推奨される。
(※”推奨”なので必須加入ではありません。加入した場合は学生課国際交流係に加入情報が知らされる仕組みになっています)
安全対策・危機管理 | 東京藝術大学 GEIDAI X GLOBAL|Tokyo Geidai International Exchange Portal
⑤海外留学の渡航前チェックリスト
※各項目□にチェックを入れ、自筆(※電子署名は不可)で末尾に氏名を署名して担当部局へ提出すること。
⑥ワクチン接種済の場合、ワクチン接種証明書(※受け入れ国や機関が提出を求める場合のみ)
上記手続きが完了し、必要書類が準備できたら所属部局の教務係へ提出すること。
事故処理体制および付帯サービス
- 事故受付体制:
- 東京海上グループのインタック社が運営する「海外総合サポートデスク」で24時間365日対応(日本語にて対応)
- 無料サービス内容:
- 最寄の病院のご案内・紹介
- キャッシュレス提携病院の案内・手配
- 病院等医療機関への支払保証
- 保険金請求方法に関する各種相談
- 患者の移送の手配
- 救援者の航空便、ホテルの手配
- ご遺体移送の手配
- 最寄のクレームエージェントの案内
- 緊急医療相談サービス(グループの東京海上メディカルサービス社が提供)
- 中国におけるアシスタンスサービス(現地のSSC社との提携で次のサービスを提供)⇒医療機関への同行送迎、病院での通訳
2023年6月更新
外務省は、新型コロナウイルスの感染症危険情報について、世界保健機構(WHO)が2023年5月5日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を解除したこと等に伴い、全世界に発出していた感染症危険情報レベル1(十分注意してください)を、解除しました。 しかしながら、新型コロナウイルスにかかる感染症危険情報とは別途、サル痘にかかる感染症危険情報や治安情勢に関する安全対策の目安である危険情報も発出されておりますので、海外渡航の際には渡航先のこれらの情報も併せて確認いただく必要があります。 また、日本を含め出入国制限のある国・地域が現在も存在します。また、今後も事前の予告なしに感染症の流行や戦争などの世界情勢に依っては、突然、各国の出入国への対応が変更されたり、隔離措置がとられたりするなどの可能性があります。 海外留学を考えている方は、自分が留学したい国や地域の感染症の流行状況や、出入国規制などに関する最新情報を収集するとともに、外務省が発出している危険情報レベル・感染症危険情報レベルを引き続き注視してください。(参照:外務省海外安全ホームページ 各国の安全情報) 留学は、皆様の学生生活、また今後の人生においても素晴らしい好機であり、かつ自身の制作・研究活動や進路に転機をもたらしてくれる絶好の機会です。一方で、海外渡航は安全上・衛生上のリスクをはらむ行為でもあります。留学に際しては、指導教員や周りの方々ともよく相談し、ご判断ください。 (注) 東京藝術大学の海外派遣に関する基本的な方針として、外務省が発出する海外安全情報の危険・感染症危険情報レベル「レベル2」以上の地域には、学生を派遣しません。留学先地域の危険・感染症危険情報が「レベル1」又は「レベル0」となってから日本を出発してください。 |
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