2018年11月13日(火)夕方、東京藝術大学国際交流会館（千葉県松戸市）にて、同館に入居する留学生を中心とする本学学生らと地域住民の方々との親睦を深めることを目的とした交流会が開催されました。

交流会には、松戸市の国際交流協会・町内コミュニティグループをはじめ、千葉県白井市の国際交流協会、本学取手キャンパスが所在する茨城県取手市の国際交流協会、松戸市にキャンパスを持ち同館に留学生が入居する千葉大学、そして日頃から本学をご支援いただいている方々をご来賓としてお迎えし、本学からも留学生・教職員が多数参加しました。

冒頭に、岡本美津子 館長より、ご来賓の方々への感謝の言葉が述べられるとともに、入居する留学生を激励しました。入居者代表挨拶では、美術研究科先端芸術表現専攻でイラン出身の留学生が、国際交流会館での暮らしぶりや、様々なな人に助けられた経験、また今後の留学生活への意気込みなどを語りました。

続く入居者代表演奏では、音楽研究科器楽専攻で学ぶ中国出身の交換留学生、音楽学部器楽科オルガン専攻で同じく中国出身の客員研究員によるヴァイオリンとピアノの二重奏が披露されました。曲は、マリア・テレジア・フォン・パラディスによる「シチリアーノ」で、美しく重なる音色が観衆を魅了しました。

ご来賓の方々からは、日頃実施している国際交流イベントが紹介されるとともに、新松戸コミュニティ五番街自治会の方々による「日本の踊り」が披露されました。留学生たちも「合いの手」に挑戦し、和気藹々とした雰囲気の中で参加者歓談の時を楽しみました。

最後に、石田恵里子 会館主事が閉会の挨拶し、今年も交流会は盛況のうちに終了しました。この交流会が、本学留学生と地域の皆様方の関係をより深めるきっかけとなることを期待します。