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芸術アニメーションの⾳楽制作(国際共同制作の新たな展開)

2016.9.23

基本情報

研修者:音楽学部音楽環境創造科 大学院音楽研究科音響創造専攻修士学生 計7名
研修先:台湾(台南)
研修期間:2015年9月12日~2015年9月15日
※この研修は、平成27年度「海外派遣奨学金制度」のご支援により行われました。

海外研修の成果

本事業の背景には、2015年度5月〜6月に國立台南大學 動畫媒體設計研究所(National University of Tainan Graduate Institute of Animation and Multimedia Design)が制作するアニメーションの音楽とサウンドデザインを西岡研究室で担当し、3作品を共同制作したプロジェクトの実績があります。これは、Skypeによる共同制作の試みで、これまでも国内では直接の打ち合わせを補完する目的で使われてきましたが、本事業によって、藝大×台南大共同制作プロジェクトの制作プロセスと完成度の検証が可能となり、インターネット共同制作の方法論を確立するという大きな成果をあげることができました。

この成果を元に、今後は全世界の美術大学のアニメーション専攻の研究室と音楽環境創造科による音楽・サウンドデザインの共同制作を計画的に立ち上げ、優秀な学生は、学部在学中に国際的な制作プロジェクトを経験することが可能となりました。

また、歴史ある台南市や台南大学訪問によって、学生達は普段とは異なる多くの知見を得ることができました。台南大學 動畫媒體設計研究所の学生達と一対一で4コマ漫画を作成し、時間に制限のある中で、それに音をつけるというワークショップを行いました。言葉だけでなく、文化と芸術の幅広い教養がいかにコミュニケーションに必要であるかを実感させる貴重な体験となりました。

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参加学生のコメント

・台湾は歴史の上でもとても深い繋がりがあり、訪問中も数々の建物や遺跡などからその歴史を感じる場面が多々ありました。歴史上の繋がりは良かったことばかりとは言いがたいと思いますが、台南大學との学生との繋がりは積極的な意義を持っていると考えます。

・共同作業は、これから社会に出て、実際の現場で限られた時間と資源の中で如何に面白いものを制作していくことのとてもいい練習になったと思います。

・制作にあたっては、英語と言う共通用語を使っても、言葉の壁が問題となり、作品のイメージという抽象的な概念を扱うことは困難でしたが、作品完成の際には作品が生まれたこと以上の価値を感じました。